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リバー・ランズ・スルー・イットのsrのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ノーマンマクリーン
ポール

5、6年前にDVDで観たけど、東宝の午前10時であったから幸運にもスクリーンで観られた。
とっても良かった。
古い文学を読んでるような、一家の人生の一部を覗き見るような映画なんだけど、A river runs through itってタイトルが要所要所で頭をよぎると胸が苦しくなる。
その土地に生まれて、やがて離れて、色んな刺激を受けて、帰ってきて。言語化するには繊細すぎる何かが変化しているのを、言葉にするんじゃなくて俳優さんの身振り手振りと表情から察することができる。一度でも実家を離れたことがある人は感じ取れそう。
年老いた両親、結婚した友人、顔を見てもすぐに思い出せない古い知人、仕事。なんか色々。でもふと視線を上げたら山も森も川もおんなじ。おんなじ音、おんなじ匂い。それがすごく愛おしいなあと思ったし、ありがとうと思った。
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