グリーンツー

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦のグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

いや~、とにかく迫力に圧倒される。全ての仮面ライダーとスーパー戦隊が揃った時ときたら…(^^)。

個人的には「超電子バイオマン」が目立っていたのは嬉しかった。ゴーカイレッドが最初に使った大いなる力も、レッドワンのものだったからね。あと、レッドワンこと郷史朗も声で登場。せっかくシルバがいたんだから、バイオマンとの直接対決があればもっと盛り上がったのに…と思った。

仮面ライダーだと…やっぱり「電王」と「ディケイド」の人気の根強さを感じる。こういう「オールスター」みたいな映画を作る場合、彼等を軸にすると都合がいいというのもあるけどね。

あと、モモタロスなど「電王」のキャラクターが登場したことで、ストーリーにメリハリがついた気がする。それまでシリアスなシーンばかりだったからね。モモタロスが出てきたおかげで急にコミカルな展開になって、一息ついてからクライマックスへ。

こういう「お祭り映画」はストーリーがグダグダになりがちなんだけど、今回はそうではなかった。大人が観ても面白いよ。まあ、「お祭り」だからストーリーに多少おかしな部分があっても気にしないで楽しむことにした。超新星フラッシュマンは、最後は地球にいられなくなったはずなのに…とか、ブラックコンドルは最終話で死んだはずなのに…なんて考えるのは野暮である(^^)。

もうすぐアメリカでアメコミヒーロー総出演の「アベンジャーズ」という映画が公開される。

でも、日本にも彼等に負けない魅力を持ったヒーローがいる。以前観た「ウルトラマンサーガ」も含めて、そんなことを考えてしまった。