るい

編笠権八のるいのレビュー・感想・評価

編笠権八(1956年製作の映画)
3.7

恋をした相手は…❤️‍🩹


フォロワーさんが見てて羨ましくてさっそく見た!😆65分と思えぬ程内容もしっかりしているし、とってもうまくまとまっているのはさすが三隅研次監督。

親の仇とも知らずに恋に落ちる露路と、自分が差し違えた相手の娘だと知らずに剣の使い方を教える志賀原権八郎。なんという運命のイタズラか、この恋路果たして。

まず、志賀原権八郎さん強すぎてお偉方の目に止まっちゃうところからこの不運が始まるんやが、強いからうちの藩に仕えんか?300石あげちゃうよって異例の事態ですね。何処の馬の骨ともわからぬ無名の浪人に。で、闇討ちに合うんよね。

ちなみに、たそがれ清兵衛の井口さん(真田さん)50石やったで。下級武士はお貧乏なのよ🥲

最後の決闘の南禅寺の三門はかっちょいいっすねー。結構色んな作品に出てくると思いますが、あそこは好きなので昔からよく行く。三門に登ると南禅寺界隈一望できるので良いですよ。是非に!

「 流儀はない
  強いて申せば陽炎の太刀
  あると見えて無し
  無しと見えてある 」

恋に生きる雷蔵さまもかっこよかったです🥹

📖昔からの日本のルール📖
ルールNo.1
いかなる理由でも私闘はいけません

ルールNo.2
あだ討ちする際は許可が必要です

ルールNo.3
戦う時は名乗りましょう
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