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アリスとテレスのまぼろし工場のtenのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

“変化”を禁じられた世界で、登場人物達が“生きる”意義を見出す話だと思うが、その結果、物語終盤に皆んな独りよがりになっていて、一気に冷めた。好きな人と添い遂げるために、叔父さんは暴走するわ、同級席は娘を攫うわ、ヒロインは自分の娘にマウント取るわ…

シンプルに皆んなで脱出するか、娘を送り出す話にした方が、万人受けはしただろう。監督の想いやテーマ性が先行し過ぎたか。

…色々書いたが、良くも悪くも予定調和ではなく、終始面白く観れた。
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