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モガディシュ 脱出までの14日間のshbsbzjisのレビュー・感想・評価

3.5
話自体はよかった。概ね実話でしょうし。

北でも南でもやはりリーダーが大事なのだろうと。最後の車でイタリア大使館へ行くシーンなんて、反政府軍も誰を何のために撃っているのかわかっていないだろうに、そんな無意味にただただ血が流れている戦争がこの世界にいまどれだけあるのかと。

何が平和をもたらすかといえば、公明正大なリーダーのもとの信頼の積み重ねだろう。

今回は題材で観たのであって、個人的にアクション映画は観ないのだが、やはりアクションシーンはしんどかった。疲れるしうるさい。お金は掛かっているのだろうし、好きな人はここを高評価にするのだろう。

帰り道、新宿の夜道を歩きながら、歩道に酔っ払いが座り込んでいるのを見て、平和を感じるとともに、これまでどんな積み重ねがあって今があるのかと思い溜息が出た。

追記)ソマリア人と、イケイケの韓国参事も通訳が必要だが、北朝鮮の人とは言葉が通じちゃうのが複雑。血は近いのに、そしてお互い個人同士ではさして憎み合う理由もないはずなのに、生まれた場所によって対立が決定づけられてしまう悲しさを際立たせていた。
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