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モガディシュ 脱出までの14日間のshortのレビュー・感想・評価

5.0
見応えがあった〜!

韓国の近代についてあまりにも、知らないな。。。
オリンピック開催されたときもまだ国連に加盟してなかったとか。
そのロビー活動をアフリカでしていたとか。。
そんな中でソマリアで内乱勃発。
無政府状態のカオスになって、こんなふうになったら我々ならどうするの?ってくらい恐ろしい。
同じ国民で殺し合いだから、想像を絶する。
が、この作品の登場人物たちの国もまっぷたつに別れてそれはそれは酷い戦いをしてきたのだから、なんだか示唆的だ。
いくら南北に別れて相容れず、憎み合う立場であっても、やっぱり命を助けたい助け合いたいと思うよね。
立場では敵味方でも、個人として知り合えば仲良くなることもできる。
JSAとか愛の不時着とか、いろんな映画ドラマを見てきて、なんともやりきれない思いになる。
このドラマも実際にあった話らしいけど、北と南が協力したなどとは公開沙汰にできないと、秘密にされていたとか。。。

現地の兵隊の中には子ども、少年兵がいたり、イスラム教なので礼拝の時間がありその時だけ停戦したり、はっとさせられるシーンもいっぱいあった。

イタリアの大使館までのカーチェイスには、久しぶりに興奮した。

エンタメとしても史実を語るドラマとしても、充分に堪能した。
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