このレビューはネタバレを含みます
私は現職の警察音楽隊員です。
その上での感想です。
音楽隊が左遷先、閑職みたいな扱いになってて悲しい……。
ですが、ストーリー的には必要な要素ですね。
演奏に関してはシエナなので当然良いです。
あるある!みたいな箇所とナイナイ!みたいな箇所が混在ですが、映画なのでその辺は気にしない。
前半の流れはテンポ感良く進んでいって引き込まれますが、後半が……?
ピエロ楽団が出てきたあたりから(早くおわんないかな……)みたいな感じでツラかった。
お婆ちゃんの死は刑事としての阿部寛と音楽隊員としての阿部寛を再びつなげるために必要だったんでしょうが、ツラかった。
イケメン刑事の男の子がもうちょっと頑張る展開の方が良かったけど、イケメン枠のままで終わった感。イケメンサックスの男の子は存在を忘れてた。
パトカーで渋滞をバスと共に突っ切るシーンは予想通りの展開なので、もっと突き抜けてほしかったなぁ。