nakano0517

嘘喰いのnakano0517のネタバレレビュー・内容・結末

嘘喰い(2022年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

100話を1つの映画にまとめるのは尺的に困難なので多少のストーリー改変は仕方ないかなあと思いつつ、それでもストーリーの改変は気になった。ただ、1番気になったのはキャラの改変。

ストーリー、展開で言うと離島に現れた貘をかくまう知り合い誰?とか、梶との出会いが違う!とか、何でいきなり夜行さんが目蒲殺す流れに...とか何故ラスト貘一味に蘭子いるのとか...マルコどこいったとか色んなツッコミどころがあった。

ただそんなこと吹っ飛ぶくらい、佐田国・蘭子のキャラ改変が気になった。佐田国は貶められただけの良い人で「佐田国らしさ」がなくなっていたし、蘭子についても安くて寒い「女」になっていて心底ガッカリした。にしおかすみこのような一昔前の女ヤクザみたいな演技も相まってキツかった。ついでに言うと、勘違いさせるように蘭子の手を触ったりする貘さんも違和感しかなかった。

原作を読んでいただけに、早く終わらないかな...と思いながら鑑賞してしまう映画だった。

横浜流星の貘さん、櫻井海斗の切間創一はよかった。ビジュアルかっけえ、、ってなる。ただ映画の斑目貘は無邪気な笑顔だったり、ピースをする感じとかの印象が強くて原作よりもひょうきんにみえた。漫画で感じるような異質さ、狂気を演技や演出通して感じづらかったのが少し残念。

原作見た人間としては文句しかない。
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