歯茎の一本漬け闇鍋卍丸

嘘喰いの歯茎の一本漬け闇鍋卍丸のレビュー・感想・評価

嘘喰い(2022年製作の映画)
1.0
もうほんといい加減にしろと言いたくなる出来でした。

原作へのリスペクトを一つも感じられない圧倒的な蛇足。

キャスト陣の演技は良いけど、それぞれのキャラのセリフとかコレジャナイ感すごいし、ぶっちゃけ梶くんとか存在価値そんなに無いし、佐田国さんとかテロリストじゃなくなってるし、鞍馬蘭子とかもはや誰状態。

そもそもこの漫画を2時間の映画にまとめることが無理あるので仕方ないけども、酷すぎる。

原作の重要な要素である
「ギャンブル」と「暴力」と「魅力的なキャラ」
この全てがゴミになってる。

・ギャンブル
途中にあるギャンブルはまぁ仕方ないけど、Q太郎のサバイバルとハングマンがマジで酷い。

サバイバルは原作はもうちょい互いの読み合いがあったのに、それも無い。
ハングマンは流れそのものは原作通りだけど、迫力が無い。
緊迫感がなさすぎる...。


・暴力
アクションがゴミすぎる。
ロデムとか細すぎるし、ワイヤーアクションががっかりすぎるし、強く無いし。

立会人の対決である強奪戦もあっさりすぎるし。
見所なし。

・キャラ
蘭子さんは見た目も中身も別人に。
なんであんなツンデレヤンキーみたいにらなってんのよ。
しかも、謎の恋愛要素。
マジでいらない。

他のキャラも1人も魅力を感じない...。

夜行さんとかもうちょいなんとかならなかったの?



原作ファンとして、本当に残念な作品でした。
マジでふざけんな。