ザ・ロック、コン・エアー、フェイス・オフ等々、90年代のニコラス・ケイジは本当のスター俳優でしたねぇ。あなたに降る夢とかも好きだったな。近年はB級映画に出てる「ニコケイ」ってイメージだったけど、それをセルフパロディしてる感じ。でもニコラス・ケイジへの愛はたっぷり感じられるので、作品としてチープにならず面白かったです。ペドロ・パスカルが本当にリスペクトと愛を持って共演してるのが滲み出てたので(あれが演技なら彼はマジ名優)それが功を奏してました。コメディとしてはテンポが微妙なところもありつつ、程よくゆるくて楽しめました。