このレビューはネタバレを含みます
実話だったのか
徐々に増えていく異常な規則と街中の死体
序盤だったというのもあるけど抜け穴から逃げる少年の死と車椅子の男性を突き落としその家族も銃殺するところの衝撃が凄まじかった
挙げ句の果ての虐殺
主人公も兵士も視聴者も気付かぬ間に人の死に慣れていく
繰り返される"もうすぐ終わる"に何度絶望したことか
それでも死体のフリをしたり泥水を啜ったり必死に生き抜く様がリアルに描かれていました
これ最初と最後で場所は変わってないんだよな…
ピアノを弾くシーンはそれぞれ違う印象が
あのドイツ兵は他のポーランド人も救っていたらしい
彼の最期が捕虜収容所なんて戦争が終わっても地獄は続くんですね
ポランスキー監督自身ゲットーで暮らし母をアウシュビッツで亡くしているというとんでもないエピソード…
この経験を作品として残す意味の重さ