WWIIのポーランド。ユダヤ人の売れっ子ピアニストが独軍の隔離計画に追い詰められ…というお話。
実話ベースのため、ストーリーは驚くほどシンプル。
だが長時間にわたる緊迫したシーン、美しい街の崩壊の前後の映像。それらによって積み上げられたリアリティに圧倒された。これぞ映画!
序盤はこれでもかと「悪いドイツ人」ばかり描かれて閉口気味だった。あーはいはい、枢軸国は人外、ね。
しかし後半に彼らも人間だと気づく良い演出。
…とまあ、戦争モノの典型っちゃ典型。
ただ美しいワルシャワの街並みや、その後の崩壊した姿の対比はすごい映像だった。
オススメ!