前半は目を背けたくなるような哀しいシーンの連続。
でも、名作。
ポーランドでピアニストをしていたユダヤ人の男が経験した第二次世界大戦の話し。実話をベースにしている。
第二次世界大戦、日本など太平洋での開戦は1941年12月8日の真珠湾攻撃と言われているけど、ヨーロッパの開戦は1939年9月1日のドイツ軍によるポーランド侵攻。
ピアニストをしていた男が
・1939年9月1日のポーランド侵攻(第二次世界大戦開戦)
・(ユダヤ人のため)居住地を限定され(ゲットー)貧しい生活
・強制収容所に入れられそうになるも、(有名人だから?)なんとか逃れる
・協力者のもとワルシャワ内で逃げ続ける。ただし、食料はあまり無し
・1943年4月のユダヤ人たちの武装蜂起(ゲットー蜂起)
・1944年8月のワルシャワ蜂起
・1945年5月のドイツの無条件降伏
を経験して、再びピアニストとして復活するまでの話し。
主人公は奇跡が起こりすぎな気もするけど、実話ベースと言われると文句は言えない。
主演のエイドリアン・ブロディがアカデミー主演男優賞を取ったのも納得の名演でした。