戦場のピアニストのJBのレビュー・感想・評価

第二次世界大戦下、ポーランド侵攻からドイツ降伏までの過酷な状況を生き延びたピアニストを描く。

エイドリアン・ブロディが弱冠29歳でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、ロマン・ポランスキーも監督賞を、そして脚色賞も受賞した名作。

ずっと見ているのが辛いくらいユダヤ人迫害のシーンが生々しすぎた。ワルシャワがどんどん崩れていって、主人公のシュピルマンもどんどんやつれていって、憤りさえ感じた。だがそれを吹き飛ばすぐらいピアノの音楽が美しい。ドイツ将校の前で演奏するシーンは圧巻。見るべき映画だと思う。