ほのか

戦場のピアニストのほのかのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.8
昼間に観たウインターオンファイヤーで革命の中心となった広場に置かれているピアノを女の子が弾くシーンがあって、そういえば戦場のピアニストって観たことないな…と思ったので観ました。
観ない理由はいつも怠惰で、観る理由はいつも単純よ………



エイドリアンブロディって、某ブランドのファッションショーでめっちゃ歩くの遅くて後ろつっかえさせてたひとの印象しかないな、と思ってたら映画では初めて観るひとだった!わー!まじか!

車椅子のシーンえげつなくて無理だった…。
息を潜めて見ていることしかできない。
手を下したかの様な罪悪感。
自分と家族の身にも降りかかるかもしれないという恐怖。
こんなのまだ始まりにすぎなかった。
反抗なんてせずに大人しく従って耐えてさえいればいつか終わる。この時の我慢が意味を為さなかったどころかつけ上がらせたんじゃないかとも思えることが本当に虚しい。







音楽はいつも平等だ。
いついかなる時もその顔を決して変えない。
音楽はひとが演奏するから心を打つ。
自分が心酔する音楽を演奏するひとの顔が、肌の色が、血が、人種が問題であるはずがない。
じゃあそこから音楽を切り離しても、それらはさしたる問題じゃないでしょう、ねぇ!?