主人公は、間欠性爆発症候群により、非常にキレやすく突発的に人を殴ってしまう衝動制御障害を幼いころから患っていた。
怒りの衝動を軍で訓練しようとしたが、軍を以ってしても制御できなかった。それくらい難しい症状であったが、精神科医の協力のもと、電気ショックを自分に与えることで怒りの衝動を抑えられるようになった。
さらにより症状を改善するために、精神科医から人との密接な関りをもつべきとアドバイスされ、恋人候補を作ることに。
デートを重ねるうち、初めて恋に落ちるが、なんとその恋人が殺されてしまい、容疑者として警察に追われる身になってしまう。主人公は、恋人を殺した犯人を探し出し、復讐することを心に誓うのだった、というのがストーリーです。
あまりあらすじを読まず、スパイものと思って本編を観たのですが、そうではなかったです。（ジョルトというタイトルから、アンジェリーナジョリー主演作品のソルトを勝手に連想してしまっていたため笑）
とはいえ、つまらないことはなく、アクション作品として面白いです。
展開もスピーディーで、ストーリーもどんどん進んでいきます。もどかしいところがほとんどないと言っても過言ではないです。これは主人公のキャラが立っているから、というのもあると思います。
黒幕は、え、そうなの！？という感じでしたが、あれで正解ですね。しっくりはくるので。
主人公が恋人のスマホのロックを外してもらい、そのお礼をした後、お礼を受けた側の反応がエンドロール中に出てくるのですが、素直な反応で微笑ましたかったです笑
本作は続編がありそうな終わり方ではあるのですが、調べても２の情報はなく、本作で完結となるのでしょうね。
