マサルさん

グッバイ、ドン・グリーズ!のマサルさんのレビュー・感想・評価

3.7
『スタンド・バイ・ミー』チックな、少年たちのひと夏の冒険譚。
と、さらに後半はその結末が明かされ、冒頭のとあるシーンとの繋がりが感動へのフレーバーだったなぁと。
ただ映画全体は、リアルな部分(例えばSNSでの誹謗中傷)と非リアルな部分(例えば下り坂の疾走やいきなりのクマ)などがちょっと同居しすぎて、のめり込み度が若干低くなりつつも、少年たちの心からの叫びはやっぱいいなぁと。
終盤の、見事な風景は圧巻。