seapoint

The Son/息子のseapointのレビュー・感想・評価

The Son/息子(2022年製作の映画)
2.3
H.ジャックマンだと、どうしても良い父親と勝手に想像してしまうのはNG。家族の崩壊って結局夫婦間の問題から発生するのかな。子供が荒れたとしても夫婦は別れないだろう。しかし夫婦間に溝が出来て心が通わなくなれば子供の意思は関与されず離婚に到る。父が1人で暮らしているならまた話は違った。息子からしたら両親の別れの原因、そして今の父の家庭。そこにスイッチしても現状から向上するかね。父と離れて幾年経過。経済面やらは特に問題はないようなんだが。
幼少期の父との思い出は愛しい日々のようだが、シングルになった母が落ち込んでいるとか?うーむ、そうでもない。客観的にみて甘やかされているかなぁ。いずれは父子と言えど離れる。彼の鬱は父親だけが悪者なのか。(またH.ジャックマンとして見てしまう)あぁ、そこまでしてしまったか。もうendでは何も起こらない。繊細過ぎる。負の荷物だけど両親にバトンされ、見方が違えば父への復讐に考えてしまう。もっと会話が必要だったかなぁ。両親が元に戻って欲しいという無理な希望。酷だがそれは稚拙。本来なら前進して行かねばならなかった。A.ホプキンスの重厚な存在はあったがもう少し尺が欲しかったなぁ、もったいない。
seapoint

seapoint