湊健一郎

流浪の月の湊健一郎のレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.0
【人は見たいようにしか見ない】




今年の邦画の傑作にははいる。
アカデミー賞にも絡んでくるだろう作品。

2020年の本屋大賞を受賞しベストセラーとなった凪良ゆう先生の原作

150分の長丁場作品と後で気づいたほど体感時間は短かった。
ひとえに、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、そして何と言っても広瀬すずの幼少期を演じた白鳥玉季ちゃん!の演技は末恐ろしい。
一見の価値があった。

それを引き出した李相日監督はすごい。

いろいろ考えさせられてしまった。

「人は見たいようにしか見ない」
更紗の言葉が印象的。

実際に文がああじゃなければそうなっていたのかいなか、、、もやもやしました。


冒頭の、
すずちゃんと横浜流星の濡場はかなり攻めていてすずちゃんの観てはいけないものを観ている気持ちが背徳感半端なかったです。。
湊健一郎

湊健一郎