peplum

流浪の月のpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

流浪の月(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

李相日、広瀬すずに望まない性行為シーンつけすぎ問題…『怒り』に続いてこれをやるってのはもう執念を感じる。昨日来、『渇き。』の問題があったからこのシーンは大丈夫だろうか?とそればかり気になった。
見てて文くんがロリコンに見えないのは僕だけだろうか?もっと他の心的要因があるような気がするし、あの状況なら保護してしまっても仕方ないか…と思える。この手のテーマは結構デリケートだからいや公の手を借りなよとツッコミが入ってしまいそうなところを上手くやってると思った。
横浜流星、DVカス野郎がよく似合っていた。今なら許すとか言った時はマジでこいつ終わっとんなとイライラ出来てよかった。指舐めてから触るのが生々しくて気持ち悪くていい。やたら脱ぐし、意外と毛が濃くて発見だった。
桃李くん痩せすぎてたのはこれの為かー。コーヒー飲みたくなった。全裸シーン、マジでこのカメラ位置で大丈夫か?と思ったら照明の具合で陰部は映さないというウルトラテクニック。ホン・ギョンピョ撮影って聞いて楽しみにしてたけど十分堪能できた。
白鳥玉季ちゃん本当に立派な女優になっていくな。それを常に見させてもらえて助かります。
広瀬すずがバイトしまくる『anone』を見てるので今回はまずまずの職場と思ってしまった。
文くんが隔離されてた離れ本しかなくて、それがより一層ロリコン感薄めてるというかステレオタイプなポスターやフィギュアがなくてよかった。
エンドロールで今敏作品やたら流れてきたけど映画見てるのワンシーンしかないのにどういうことだ??になった。2人の生活がモンタージュされる時軽快な音楽でそこだけ唯一明るくてよかった。
『怒り』もそうだけど見る側に結構ストレス与える作りなのでスカッとしたい時には見ない方がいい。でも最後流浪していく決意に溢れていたのは眩しかった。
peplum

peplum