このレビューはネタバレを含みます
映画館でも見ていたけれど、アマプラにあったので原作を読んでからもう一度。
「人は見たいようにしか見てくれない」
これが全てだと思う。
側から見たら文とさらさは誘拐の加害者と被害者。でも2人それぞれに事情があって、実際には文はさらさにとって救世主のような存在で、文にとってもさらさは大切な人で、15年会ってなくてもお互いにお互いの存在を胸に生きてきて。
でもこの事実は誘拐事件として報道されてしまった以上誰も信じてくれないし、2人は加害者と被害者というレッテルを貼られたまま生きていかないといけなくて、もどかしいし辛い。。
どうか2人には幸せでいてほしい。