このレビューはネタバレを含みます
監督の以前の作品 ファースト・エージェントのシナリオが、敵側がコミンテルンだったように、今回も 多少、スパイとしての英国パワーを含んだ物語となっていました。
ストーリーの要として その思想の根拠とするバクーニンという歴史上の(左)、人物が浮かび上がってくる。 今回劇中で指摘された人物の下調べとしては、バクーニン主義をリサーチすると興味深く映画が、理解できるかもしれません。
いつしか作家になってしまう主人公。アメリカの国が本来のアーガイル魂?を忘れて国家も国民もアメリカ側のスパイでさえも様々な思想にコントロールされていく。 英国側からみた、現在の アメリカの諜報活動へ、[イギリスの猫への愛情]=原点回帰を呼び覚ましているようにも見えた