うーん…
どうした、マシュー・ヴォーン…
『キングスマン』がスパイ映画の究極形のひとつだっただけに、スパイものを撮るのであれば『キングスマン』シリーズを普通に撮ったほうが良かったのでは…
途中でそういうことね、とは思うけど、それまでは設定的に些か無茶なんじゃないの？って感じのストーリーだし
ていうか完全に脚本が失敗だよなと思ってたら、今回マシュー・ヴォーンは入ってないのね
ていうか大好きな『キック・アス』と『キングスマン』は、改めてちゃんと確認したらマシュー・ヴォーンとジェーン・ゴールドマンだったから、そのゴールデンコンビ（もしくはちゃんとマシュー・ヴォーンが入る）じゃないとあんまり良くないのかなぁ
あと、マシュー・ヴォーンの作品といえば音楽×アクションだと思うんだけど、それすらも今回はあんまりだった
音ハメが上手くいってないというか、選曲ミスというか…『キングスマン』シリーズが1の教会でのアクションとか、3のラスプーチン戦とかがあまりにも良かったのでどうしても比べると間延びして見えるしメリハリも効いてないなと
あと、とにかくヒロインがデブのババァっていうのもちょっと
いや、例えばアレでめちゃめちゃキレキレのスパイなんですって最初から最後までなってればまた違ったんだろうけど（意外性というかギャップというか、そういうものを押す感じならアリだけど、何かそういう感じでもない。あのビジュアルでやるのであれば、デブだけどめっちゃ動けるみたいなサモ・ハン・キンポー的にしたほうが観られる）
散々言ってきたけど、まぁ超絶つまんねー！ってわけではない。でも別にわざわざ映画館で観なくても良かったかも。何だか無駄に長いし
とりあえずまた次のマシュー・ヴォーン監督作品に期待します
