かが

ミラベルと魔法だらけの家のかがのネタバレレビュー・内容・結末

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 本当に本当によかった……!!個人的に最近のピクサー作品の中で一番好きです。
 イザベラルイーサミラベルの三姉妹が好きです。いやキャラクター皆好きです。
 吹き替えではルイーサの「私は姉なんだから」というプレッシャーがあまりよくわからなくなっていたので(字幕版を見た時気が付きました)吹き替えも字幕も見ることでよりキャラクター達の深い心情がわかる気がします。
 イザベラとイルーサはミラベルと反対に親からのプレッシャーなくて良いな、期待されてなくて羨ましい好き勝手して……みたいな感情をミラベルに対して向けてるのが、きょうだいならではなすれ違いの感情だな……と自身も下に妹が2人いる姉として、とても親近感が湧きました。なんて愛しい姉妹!
 ドロレスの「フ!!」みたいな発声(鳴き声?)、ブルーノおじさんのノックノックの歌に続く動き、ペパおばさんのシャカシャカしたオーバーな動きやミラベルの喜び方など、ああいう「癖」まで完璧に表現していたことに、なんて凄いんだと感動しました。人間をあまりにもよく観察してる……。
 こういう動きの癖ある人現実にもいる!って感じるようなリアリティが素晴らしい。あそこまで完璧にキャラクターの個性を表現するまでの凄まじい手間と労力のこと考えるとため息が出ます。

 アナ雪のようにスピンオフの作品をたくさん作って欲しいなぁ。
かが

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