なんかすごい泣いてしまったなぁ。
「〇〇ができるから、自分には価値がある」
って気持ちってめちゃめちゃ自分を縛る。
「期待に応えられないと価値がない」と言う恐怖が常に自分にのしかかるから、「もっともっと頑張らなきゃ」ってなるし、ゴールを追いかければ追いかけるほどに離れていく感覚になる。
また、失う怖さから、気付かないうちに人にも過度に期待をかけてしまう。
登場人物はすべて自分であり、全てに共感できたからこそ、ラストに向けてはなんかもう涙が溢れ出てしまった。
本当は何もできなくても十分だし
本当はもっと助けて貰えばいいし
本当はみんな、そのままでうまくいくようになってるのだ。
だいぶ遅れての鑑賞だったけど、すごくいいタイミングで観られたし、頑張る方へ偏ってる時に見たい映画だなと思った。