白川輝子

ミラベルと魔法だらけの家の白川輝子のレビュー・感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
2.4
被害者の子は被害者。

・家は女性の心
・魔法は個性
女性が社会にどう求められてるかを描き、それに応えられなければ約立たずで家族としても扱われない現代社会の醜さを表現してる。

まだ面白ければいいけど、物語は単純で夢見すぎ。
てか女性キャラクターのほとんどが自分が加害者の意識全くないだろ。

気持ちはある程度わかる「つもり」だけど「女性はこんなにも求められてるの!だけど世界は女性を全く理解してくれないわ!」の被害者ヅラが基本で更には女性の「ヒステリック」な部分もみせられて「女性って難しいけど理解してよね!」を押し付けられて「完璧主義」「承認欲求」「傲慢」や「自己中心的」、「心配性」「口が軽い」「高慢」を受け入れろと言われてるようでしんどい。

なんで誰も彼も、隣人どころか家族をも理解してない世界が当たり前なんだよ。
最初から少しの思いやりがあればこんなこと起きなかったんだよ、事件が起きなきゃまとまれないにんげんってしょうもないよ…

「現代社会の七つの大罪」
白川輝子

白川輝子