生々しい戦のシーンが、とても多く感じました。
一方、周瑜と諸葛亮のやり取りや、劉備・孫権同盟軍と曹操軍の駆け引きがいい感じでした。その中で、孫権の妹・尚香や、周瑜の妻・小喬の活躍が際立ち、敵と仲良くなるシーンとその結末もまた、激しい戦の中で、人間の心と戦争の虚しさを感じさせてくれました。
かなり完成度が高く、力が入っている作品です。
ただ、やはり見せ場が戦のシーンであるので、三国志通の方にとっては、納得が行かないかもしれません。私は、それほど三国志に通じてないので、この作品は文句なしの五つ星です。でももっと三国志を探究したい本音はありますね...。