kaitomo

バトル・ロワイアル 特別篇のkaitomoのレビュー・感想・評価

4.2
今やデスゲーム系の映画や漫画は量産品されているが、当時は斬新だった。四十人もいる生徒が殺し合い、テンポよくサクサク死んでいくのが壮観。名台詞を文字で出す演出は今観るとダサいが、これはこれで好き。
何より柴咲コウの鎌を振り回す様がひたすら美しく、かっこよかった。これが観たくてまた観るだろう。
弾切れしないマシンガンは、武器として無敵すぎてゲームバランス崩していて、戦略の要素がないのがあまり良くない。ためらいなく殺せる者こそが強者というのは間違っていないと思うが。
山本太郎が主人公のような活躍を見せ、藤原竜也はあんまり何もしていない。持ち前の(くどい)演技で存在感は強い。
殺人マシーン安藤政信は笑っちゃうくらいイケメン。最後ちょっとあっけなかった。
久しぶりの鑑賞だが、特別篇は初鑑賞かも。余計なシーンが増えてた気がする。
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