バトル・ロワイアル 特別篇の作品情報・感想・評価

バトル・ロワイアル 特別篇2001年製作の映画)

製作国:

上映時間:122分

3.3

「バトル・ロワイアル 特別篇」に投稿された感想・評価

あるルールを敷き、その上に様々な個性のキャラクターを置いた時に、どんな行動を取りうるだろうか?
自分というキャラクターならどう行動し、どういう結末を迎えるだろうか?

そういう自分ごと化ができる設定が(原作共々)素晴らしいと思う。
Saeki

Saekiの感想・評価

2.8
「栗山千明が可愛い」と言えば平和になることをまだ知らない世界
僕的には大傑作です。

2000年という時代に作ったこと、鎮魂歌という大駄作を後に残したことも含めて大傑作です。

まず、あくまでも普通の中学生として納得できる範囲のキャラクター設定が見事です。
三村君もギリ天才中学生で納得できる範囲だと思っています。
桐山も人間離れした動きをしていたわけではないし、川田のスペックの高さも設定を考えると納得できる。

漫画とかの人間離れした感じも好きだけどね。

北野を通して大人側の苦悩とか情けなさが顔をだすシーンや、灯台の殺し合いのシーンなども見事です。

2時間にまとめるためにそれぞれの人物の掘り下げをあまりしていないのに、死に方でそれぞれの個性をだすことで背景が容易に想像できる点なんか本当に凄い。

銃で撃たれても意外と死なないのも理にかなってますね
yumeayu

yumeayuの感想・評価

3.0
「この国は駄目になってしまいました」

公開当時はまだ未成年だったこともあり、当然生徒たちの目線で見ていた訳ですが、こうして大人になって見直すとまた違った印象を抱きました。

思い返すと、当時はちょうどミレニアムを迎えて新しい時代の幕開けという雰囲気だったのですが、訪れる未来は決して明るいものではなくて、なんとなく社会全体が混沌としていた時代でした。
そして、ショッキングな少年犯罪が立て続けに起こったりしたこともあって、大人が子供を怖がり、子供は大人を怖がらなくなり始めてしまった時代でもありました。
そんな時代背景もあってか、子供同士が殺し合いをする映画ということで、今作はニュースでも取り上げられるほどの社会問題になりました。

当時はそういうセンセーショナルでバイオレンスな部分だけが先行していましたが、改めて見直すとあの複雑な時代を見事に切り取った作品だということ、そして何よりも中学生という危うく多感な時期の少年少女らを描いた青春映画だということに気づかされます。

若い役者達の演技も上手い下手とは別に、全身全霊で取り組んでいる感じが伝わって好感がもてます。

当時はまだ駆け出しだった藤原竜也や柴咲コウなども出演していますが、今もなお第一線で活躍している役者達はこの頃から異彩を放っていましたね。
藤原竜也に関しては、すでにあの叫び芸が完成されていて、ちょっと笑えちゃいましたが(笑)。

尊厳を失った大人代表のビートたけしや、殺人マシーンの安藤政信はインパクトがすごくて、ほんといいキャラでした。

他にもまだちゃんと役者をやっていた頃の山本太郎や高岡蒼佑なんかも出演していて、真面目に芝居だけやってればよかったのになと思ったりもしましたね。

まぁ余計なお世話ですが…。
久しぶりにバトロワ視聴。
公開当時はまだ小学生で、年齢制限のあるこの映画は問題作だー!と話題になってたという曖昧な記憶のみ。
別に暴力を推進してる訳ではなく、中学生が突然クラスで戦いをさせられることになり、葛藤、信念、裏切り、恋愛、人を信じることの難しさ等のテーマがふんだんに詰まった映画。中学生ならではの心理状態や危うさはこのテーマにぴったり合う。
柴咲コウってこの頃から美人で存在感半端ないなあ。
peiri7

peiri7の感想・評価

3.8
単純にめっちゃ好み!
日本のサバイバル物として誇れる作品だと思う。これからもこんな感じの邦画出てこないかなあ、、。
にしても武器に当たり外れありすぎて、クソゲーだな笑
はりす

はりすの感想・評価

3.7
公開当時エヴァで有名になっていた、声優のみやむーが出てると周りで話題になっていた為、興味本位で視聴。
バイオレンスやスプラッターが特に苦手だった為、みやむーの説明の途中でビートたけしが反抗した生徒の首輪を起爆し、藤原竜也が血しぶきを浴びた時点で気分が悪くなりに封印した思い出がある。

タイトルやジャケットを見るたび気になってはいたが再び見るのに18年も費やしてしまった。

当時では読み解けなかった、中学生の危うさや心理描写が思いの外描かれている事に気がつき、理由がわかる分だけ気持ち悪さはなくなった。

生徒役のキャスト陣がまだそれほど名を知られていなかった時期の演技が見られるのも貴重。

社会的な背景との結びつけを最低限にしつつ制服姿で殺し合いしている所がシンプルで視覚的にも成功している。
灯台内のシーンがリアリティのとディティールを上げていると思う。

苦手ジャンルだったけれど18年経って、楽しめた映画でした。
え?そんなに面白いかな?
しばらく見ていてそれ程でも無いが
何故か全体を見てそんなに面白いと言えるようになる
「自分だったら」を考えてしまうのかもしれない
セリフの字幕が良かった。
当たりとハズレの武器の格差がエグかった。双眼鏡は武器じゃない。

全員若い。当たり前か。
noroyu

noroyuの感想・評価

4.2
いっぱいいるキャラクターがどう処理されてたかを確認したくて、数年ぶりに鑑賞。

これをちゃんと120分に納めてるのがやはりすごい。山本太郎と安藤政信のキャラ配置もうまい。そんでうまーいこと複数人が一度に死んでいくんだよな。

そんでなによりたけしな。怖すぎ。金玉しぼむわ。
特に中盤の娘との電話のシーンがハイライト。あのシーンはマジで「生きているのに死んでいる」人みたいな、ほとんど狂気。


しかしこれ最初に考えたやつ(高見広春?)つくづくすごいというか偉いと思うわ。
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