僕的には大傑作です。
2000年という時代に作ったこと、鎮魂歌という大駄作を後に残したことも含めて大傑作です。
まず、あくまでも普通の中学生として納得できる範囲のキャラクター設定が見事です。
三村君もギリ天才中学生で納得できる範囲だと思っています。
桐山も人間離れした動きをしていたわけではないし、川田のスペックの高さも設定を考えると納得できる。
漫画とかの人間離れした感じも好きだけどね。
北野を通して大人側の苦悩とか情けなさが顔をだすシーンや、灯台の殺し合いのシーンなども見事です。
2時間にまとめるためにそれぞれの人物の掘り下げをあまりしていないのに、死に方でそれぞれの個性をだすことで背景が容易に想像できる点なんか本当に凄い。
銃で撃たれても意外と死なないのも理にかなってますね