セリーヌ・ディオンが音楽界を天上天下唯我独尊にピュアな心を持ったまま、渡り歩きどんどん突き進んで行って、ついには業界のトップへ登りつめる。ところどころで波風たつプライベートも持ち前のキャラクターで充実になる。
明るいカラーが占める映画ですが、ただオープニングに流れる暗い曲(セリーヌ・ディオンの曲じゃない?)が暗示してるけども、たまに身も蓋もない現実が顔を覗かせる。年の差婚とか。子供との関係。家族のこと。老いだとか。
のちの夫になるプロデューサーとの本番前にやるおまじないがかわいかった。もうずっとイチャイチャしすぎで、うらやましい。
屈託がない、一つのことに特化している天才、悪く言えば環境の変化に適応障害ありそうな、天然ボケにも見えそうなセリーヌ・ディオンのキャラが良かった。