真・事故物件　本当に怖い住民たちのEPATAYのレビュー・感想・評価

このテイストの映画が観たかった！

悍ましいという言葉がピッタリなゴア描写に五臓六腑がズキズキとするが、なぜだかキラキラ青春映画を観たあとのような後味の良さも感じる。

ライティングが素晴らしく、女優がすごく綺麗に撮られていていて、血塗れゴアゴアなのに美しさを感じるという恐怖。

エログロが美しいだろ？芸術だろ？と押し付けがましい作品たちのそれとは全く違う。純粋にいま日本でできるゴア表現を突き詰めた結果そうなっているのである。

今作の全国公開を機に日本映画界に新しい潮流が生まれればいいな。

• #2022年新作鑑賞。