まっきー

ブルー・バイユーのまっきーのネタバレレビュー・内容・結末

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

救いが少なくて、
やるせない気持ちになった。

この世界に腹が立った。
炙り出された理不尽な運命。

本人は悪くないのに、
むしろ、辛い経験ばっかりで、
病みそうなのに、
虐待の親に会いに行って進もうとしてるところ、偉いなって思った。
子供と優しく寄り添おうとするところ、
優しく良い人なのに、
生まれた、宿命のせいなのか、
大変すぎる。

人種差別的な感覚も、
巻き込んでるのだろう。

主人公の孤独に不甲斐なくなった。
アイデンティティがない、
根っこがない孤独。

奥さんと子供の不器用ゆえの愛情も、
可愛かった。
不器用だから、
主人公の孤独にあんまり気付いてないのも、余計、悲しかった。
でも、愛情があって、
支えようとする気持ち、
孤独な心も温まる気がして愛おしかった。


世の中に翻弄されて、
自分の人生歩めないなんて、
理不尽なのに、
行き着くところもなくて、
どうしようもなかった。
まっきー

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