ブルー・バイユーのみやのレビュー・感想・評価

国際養子縁組によって3歳で韓国からアメリカに養子に出された主人公が、30年前の書類不備によって韓国に強制送還される話。

国の勝手な法律によって、市民権が与えられず同じように国外追放されているアメリカ。その理不尽さに焦点を当てているのはわかるのだけど、主人公にも自業自得な部分があったり、とにかく不運が続いて、没頭できなかった。

これは司法の問題だけど、子供の幸せを願って養子に出したとしても、確実に幸せになれるわけでもなく、結局運命だって納得するしかないじゃない。