"死"は司法でしか宣告する事ができない。
このストーリーは司法の限界が招いたものとも言えると思う。
容疑者ないし被告人と言えども人権は保障されなければならない。これは大原則である。
長い時を経て、ガリレオが帰ってきたということでワクワクしながら映画館に向かった。正直な話、前作の真夏の方程式があまり好きではない筆者にとって不安な気持ちもあった。
期待と不安を胸に鑑賞したわけであったが
うん、良い作品だ。
ガリレオが放送や放映されていた頃、
小学生だった筆者であるが、
大学生という立場になって今作を鑑賞し、
司法と犯罪の複雑さも相まって最後まで楽しむことができた。
福山雅治もカッコ良さ…
やっぱり相棒は柴咲コウだよなぁ…
(個人的に筆者は柴咲コウが好きである)
キャストも豪華で演出文句なしであった。
やっぱりストーリーを予想させないのが東野圭吾の特色だと改めて感じた。
良い作品に出会えた。