このレビューはネタバレを含みます
殺人事件の容疑者として上がった男が、沈黙を貫いたことで無罪になり、
12年後にも殺人の容疑で逮捕されたのにまた釈放されたことを受けて、
被害者の家族が計画を立てて容疑者の殺害しようとするんだけど、
真相はそれだけじゃなくて、色々複雑に絡み合って、勘違いした関係者の男がその容疑者を殺害してた。
それを刑事と湯川先生で明らかにしていく話。
割と中盤あたりから殺害計画が明らかになってきてたから、終盤にかけてなにかどんでん返し的な展開があるんだろうなって期待してたけどやっぱりそうだった。
単純な内容ではなかった。
人間の感情とか、司法の弱みとか、いろんな要素をうまく使ってる話だなと思った。
おもしろい。