ガリレオの映画版は、どれも湯川先生の方程式はあんまり関係ないね。
ぶっちゃけ物理学者として協力を仰ぐ必要もないような。
まあその分、友人だったり所縁のある人々が絡んでくるからそこに生まれるドラマがカギになる。
今回もそんな感じ。物理学者として助言したのは液体窒素やらヘリウムのところだけ。
あとは普通の謎解きでした。
でも今回はちょっと導き方が乱暴なような。引き戸の取手を外したあたりから液体窒素までの展開が早すぎて、そんなに都合よく思いつく???って感じがしなくもない。だって別に他の隙間からでもいーじゃん。そもそも気体を注入ってのも…
「容疑者X」のストーリーがあまりにも見事過ぎて、あれを超える展開には至らなかったなと言う感想。
最後、あれで終わり???という感じがしないでもない。
関わった人たちの、それぞれの役割が語られる中、最後、もしかして妹の夏美ちゃんが実は本当のキーパーソンなんじゃないかと勘繰ってしまったけど、それは考えすぎだった。