今回の事件は、物理的なトリックを解くというよりは殺人犯が誰なのかという推理がメインだったので、あまりガリレオでやる必要性は感じられなかったかもしれません。
でもスゴく悲しい気持ちにさせられる事件でした。
なんと言っても始まり方が素晴らしい。全然誰だか知らない女の子がJupiterを歌い出して、それを見守る周りの人たちとのハートウォーミングな映像が続いていくんだけど、そんな心温まる映像を説明もなしに初っ端から見せられたからこそ、回想終了後に柴咲コウが放つ第一声「彼女には約束された未来がありました」が効くんだよねぇ…。
あんなにいつもは動機に興味がないって言ってる湯川先生が、今回みたいな事件に積極的に関わろうとしてるのも珍しいなと思ったし、お祭りのパレードをあんなに純粋に楽しんで動画撮ってるのも意外でした。
途中、「警察みたいにクリーンで生ぬるいやり方では自白は取れない。結局拷問して命乞いをさせなければ真実は掴めないのか…」と痛感させられたのがとてもやるせなかったです。(それは後にひっくり返されるんだけれども)
最後、取り調べを受けてる時の椎名桔平の横顔がとても良かった。「何も言わないで…！沈黙を貫いて…！」って願いながら見てしまいました。
(大きな声では言えないんですが、先日私の勤務先に椎名桔平様がいらっしゃって…あまりのカッコ良さに、コートをお着せする手の震えが止まらなくて全然ダメでした😵💫接客業失格…)
