ドラマ作品の劇場版らしく、そうとは知らず穏やかじゃなさそうなタイトルが気になったというだけで何となく鑑賞。呪術師VSゾンビとかキャッチコピーに書かれているのを見て、さぞおバカな映画に違いないと思っていたが、思ってたより真面目なトーンの作品だった。
厳密にはゾンビでは無かった気がするけど、とにかく奴らの勢いが凄い。全力疾走で突撃してくる様はゾンビというよりはコミケの群衆だった。走るだけでなく車も運転するし、生きている人間に擬態もするしと、これにはゾンビにパルクールをさせたザック・スナイダーもビックリなはず。
あまり贅沢を言わなければ、それなりに面白かったけど、中盤のカーチェイスを過ぎたあたりで、結構ダレてしまったかな。冒頭の殺人現場で死後3カ月の犯人の遺体が発見されるところとかは掴みがかなり面白そうで良かったのだけど。CGの出来は元がドラマ作品なのを考えればご愛嬌か。
