このレビューはネタバレを含みます
記録
キューバ危機を描いた映画。
政治に犠牲は付き物とはいえ、アンダーソン君かわいそう。
この映画がどこまで事実かはわからないにせよ、世界大戦を回避したという事実はたしか。
ケネディに敬意を。
やはり、どの国においても軍部の圧力と裏工作や誤動作がやっかいな付き物。
ケネディとフルシチョフがしがらみに巻かれず直接話し合い解決できればそれほど簡単なことはなかっただろう。しかし、ミュンヘン会談のような危惧もありできないアメリカ。ソフトパワーとしがらみに巻かれる政治家における選択の難しさを体現した面白い映画でした。
迫力のある戦闘シーンばかりの単調でありがちなアメリカ映画とは異なり、話し合い中心の奥深い映画です。