桃

13デイズの桃のネタバレレビュー・内容・結末

13デイズ(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

キューバ危機を題材にした作品。
JFKと側近2人を中心人物とし、ホワイトハウスの13日間の息の詰まる日々をリアルに描く。

大統領だって生身の人間、どんな立場の人だって信頼の出来る仲間が居ないと立ち続けることは出来ない。
政治と戦争を扱う、経験をしたことのない最高官僚の内情をみると、普段我々との媒介になっているメディアの危うい存在感がより際立つ。 
また、世の中にはこういった立場の人間が好戦的な声を上げるのだ、イメージがついた。

大人になったいま、窮地に立たされた時、あのお酒をすっと差し出す感じ、とても気持ちがわかる。

あくまで反戦を貫く為に、あらゆる策を講じる精神力、信念。
派手な映画ではないけれども、生々しい現実的な汗を手に握る映画だった。

3人ともかっこいいんですが、JFK役のブルース・グリーンウッドの声のトーンと色気がもう。
桃