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ホワイトホールのSのレビュー・感想・評価

ホワイトホール(1979年製作の映画)
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松本俊夫が制作した1979年の実験映画である。音楽は湯浅譲二が1964年に制作した電子音楽『ホワイト・ノイズのための『プロジェクション・エセンプラスティク』』が使用されている。さまざまな画像素材をタイトル撮影装置に据え付けて撮影した映像や、ドライアイスから発生するガスの映像をスキャニメイトに取り込んで制作されているという。

松本は1970年代異質なものの混成に関心が向いていたといい、そうした中で制作した作品として『ホワイトホール』のほか『色即是空』(1975年)、『アートマン』(1975年)、『気』(1980年)を挙げている。
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