とぅん

屋根裏のアーネストのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

大傑作「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドン監督最新作ということで、絶対観なければと思い鑑賞。

一家が引っ越してきた古い家の屋根裏に住み着く幽霊・アーネストの姿をSNSにアップしてバズったことから始まるストーリー。
監督のこれまでの作品よりも全体的にホラー度はだいぶ薄めで、むしろ監督がちょいちょい見せてきた家族ドラマをメインに据えた作品であった。

いつの間にかギクシャクしてた一家が、アーネストの一件で団結していくわかりやすい展開でホッとする。
このアーネストが来ていた服で名前をつけたのだけど、実際のアーネストは彼を殺して娘を奪ったオッサンで、彼が口封じのために主人公を殺しに来るっていうのが捻りがあって良かったな。

セリフがほとんどなく、ほぼほぼ表情で語るデヴィッド・ハーバーが本作の肝で、チャーミングな感じがとても良い。
最後はアーネストが娘と会えて、湖畔で成仏していくのだけど、わかっていてもグッとくるラストだった。
とぅん

とぅん