クラフト

ブレードランナー ファイナル・カットのクラフトのレビュー・感想・評価

3.8
1982年に公開され、後の作品に大きな影響を与えたSF映画の金字塔とも言われるオリジナル版から、25周年を記念して制作されたファイナル・カット版。

歌舞伎町と上海をミックスしたような退廃的な世界観や、レプリカントと呼ばれる人造人間の反乱というテーマはかなり好みなのだが、正直一度観ただけでは内容が分かり辛いなーというのが率直な感想。

観終わってから解説サイトを読んで、6人目のレプリカントは脚本のミスであることが分かったり、ユニコーンの折紙が置かれていた本当の意味を理解して興奮出来たので、そういう考察が好きな人には堪らない作品だとは思う。というか考察してる時が一番楽しい!(笑)

それにしても2019年のロサンゼルスが舞台のSF作品を、それよりも先の未来で観ているって感慨深いわ。長く評価されてる作品ならではだよねー。