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ブレードランナー ファイナル・カットのmasayaのレビュー・感想・評価

3.9
『ブレードランナー2049』のアマプラの配信終了が近いので慌てて鑑賞。

大好きなリドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演による、フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作とするSF映画の金字塔。

共演はルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・バンナ 他。

本作には、多くのバージョンが存在するが、今回は「ファイナル・カット版」を鑑賞。

舞台は2019年(当時からすれば約40年後)のロサンゼルス。
逃げたアンドロイド = "レプリカント"を、賞金稼ぎ = "ブレードランナー"のデッカード(ハリソン・フォード)が追う…

退廃的で陰鬱とした世界観。
レプリカントを軸にした、切なく儚いシナリオも文句無しに面白い。
若くてピチピチのハリソン・フォードやルドガー・ハウアー、ショーン・ヤングを、美しい映像で拝めるだけでも価値がある。

作中、日本を連想させるものが多く登場する。
それだけ当時は、日本が未来に大きな影響を与えると考えられていたのだろうか。
街の雑音として聞こえてくる日本語が、同じセリフ(音源)を使い回されていたのは少しガッカリした。

監督や関係者は、シナリオの肝や製作の内情など、多くの事を語り過ぎ。
製作サイドのネタバレは、シネフィルが考察するのとは訳が違う。
夢が夢ではなくなってしまう。

✨ありがとう✨けいこちゃん😉
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