NHK BSで放映されたので迷わず録画セット。後日 鑑賞しました。
「ブレードランナー」は、なんか色んなバージョンがあるけど 多分この“ファイナルカット”も見てるはず。でも また 見たいのです、このSF映画の金字塔を。
この頽廃的な雰囲気、世界観に痺れます。
タイレル社の建物、その圧倒的な荘厳さにうっとり。
さらにJFセバスチャンが住んでいた 崩れ落ちそうな どでかいアパート。
レイチェル(ショーン・ヤング)のはかない美しさ。ロイ・バッテイ(ルドガー・ハウアー)が寿命を終える直前に デッカードに語りかける言葉が この映画のハイライトシーン。
死の恐怖におののきながら、写真や思い出に浸りたいレプリカントたち、自らの寿命があとどれくらいなのか、そして もっと人間並みに生き延びたいという願い。
レプリカントであろうと 愛されたいし、愛したいという本能。
人間に代わる労働力という名の奴隷‥‥
今回は レプリカントの気持ちに重きを置いて レプリカントが主役として 見たつもりです。
この作品のまた新たな魅力に出会えて 嬉しいです☺️