やっと観れた!2049を観るために遅ればせながら鑑賞。
高校生のとき原作の「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」に大興奮し、映画があることは知っていながらもなんとなく見れずにいた作品。
大後悔、すっごく面白かった。
自分が頭の中で想像していた世界よりもずっと複雑で混沌としていて荒廃していて美しかった。
原作を読んだ時も感じたけれど、とても悲しいお話。自分で決められない命、管理された運命。
SF作品のこんなところが好きなんですけどね。
私は存分に楽しめたけれど原作未読の人には分かりづらい部分もあるかも…
あえて匙を投げる感じが雰囲気を作っていると思うけれどわかりづらさは確かに否めない。
ガタカを観た時にも感じたけれど、数十年前の人が考えた未来って魅力的に感じます。
近未来感を出しながらもノスタルジックでなんだか心地良い。
コンピュータの電子音や終始浮遊感のある音楽も良かった。
ブレードランナー2049は2017年現在の技術使いまくりでそれはそれで楽しみ!
早く観に行かなきゃ。
それにしても、ショーンヤングが目を伏せたとき陶器の人形なんじゃないかと錯覚するほど美しかった…