いはん

ブレードランナー ファイナル・カットのいはんのレビュー・感想・評価

4.5
素晴らしすぎて、絶句した。
これは、映画館で見たいのもあるし、そうでなくともなんとも見直したいな。

人が人たる所以。
様々な感情、記憶。そして後半、そっか、これが最も根本かもねと思わせられたのが“生命”、生きる欲求。それらを持つ人造人はもはや人なのではと思った矢先、皮肉にもあー、彼らはまだ人間じゃないんだなと思わされた。人間はもっと非情でもっと残酷なのだ。自分の愛する人や自分自身を殺そうとする相手に手を差し伸べたりはしない。それはあんまりにも人間らしくない行動であった。
All those moments will be lost....in time,
like tears in rain.
Time... to die.
あまりにも切なく、あんまりにも美しいシーンだったな。見終わってから何回このシーンだけ見返したことか。
うん、とても好きな映画でした。
いはん

いはん