このレビューはネタバレを含みます
女が男の所有物として扱われていた時代に
身の危険を顧みず立ち上がった女の人の話。(結局はそこまで危険と知らなくてしちゃってたんだけど)
今、ハリウッドはジェンダー平等に一生懸命取り組んでいるのね。
007も黒人女性にしちゃうくらいにね。
でも、多くの女性が泣き寝入りしている事実は昔からそんなに変わっていないと思う。
私の周りで十代半ばで経験済みの人はだいたい無理矢理された子だし、私自身も性犯罪被害者なので。
実際そうなってしまったときの心の反応って
車で事故起こしてしまったときに似ているなと思う。
あと、悪くないのに自分でも責任を感じてしまうし
訴えるどころか知られないようにひた隠す。
作品は
1章、2章の男の都合良い思考が
3章の女性側から見た真実で明らかになる構成。
最後の決闘はかなりハラハラするし
民衆の心理とかも怖い。
素晴らしい素晴らしいと評価されても
男性だったり、そういう世界を知らない女性だったりするので未だにストーカーされてる身としては複雑だったりする。
なので、映画館で見なくても良かったかなってところはある。
あと、レビュー見ててより男性に嫌悪感じるようになったw
