りり

最後の決闘裁判のりりのネタバレレビュー・内容・結末

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

芥川の藪の中形式で三人それぞれの視点からの三部構成。
男性の自分の欲やプライドのために凌辱され所有物として扱われ勝手に命を掛けさせられる。
レイプシーンは言わずもがなセカンドレイプのシーンもきつかった。
男二人は最低だし友達は長いものには巻かれろだし、誰もちゃんとマルグリットのこと考えてなくて可哀想過ぎて本気で腹が立った。
14世紀の話なのに現代でも何も変わってないのが辛い。
勇気ある告発も結局夫のオレカッコイイと観衆のエンタメにされてマルグリットの諦観の表情がよかった。
胸糞だけど良い映画だった。
あっという間の150分だった。
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